スケジュール

  

いずれの日もチャージとは別にドリンク代¥500頂戴いたします。

どのパーティもお薦めですので 興味をおもちであればぜひ遊びに来てください!

ご予約は チケット予約フォーム にて常に受け付けております。

1(金)

ボロフェスタ2024に協力のため休業

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2(土)

ボロフェスタ2024に協力のため休業

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3(日)

ボロフェスタ2024に協力のため休業

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4(月)

ボロフェスタ2024に協力のため休業

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5(火)

ボロフェスタ2024に協力のため休業

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6(水)

ボロフェスタ2024に協力のため休業

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7(木)

『I Wanna Stick Out』

LOVIN’THE BUNK / BISCADE / The Syphons

□配信URL:nanoのYoutubeチャンネル
*チャンネル登録お願いします!
□投げ銭方法:
STORES.jpにて投げ銭札をご購入下さい。
  
 ロックバンドですね。とてもストレートな3バンドの登場です。持ち時間はちょっと長めにやってもらう予定。いつもより5分長くなるだけで、そのライブの表情が変わってくるのって本当に不思議だし、これはエネルギーの配分もあるし、セットリストの組み方にも関わってくるんだよな。ライブをするって面白いよなあ、やっぱ。
 LOVIN’THE BUNK。チバ好きから始まってるのは一目瞭然なんですが、ライブを重ねていくにつれて彼らにしか出せない輪郭がすこしずつぼんやりと見えてきた気がします。そもそも何がベーシックにあるかわかるって時点でなかなかに意志の通った演奏ができてるってことですからね。月1のペースで出てくれてていますがドラムのカナタは何と広島勤務。どうなってんねん。
 BISCADE。何がベーシックにあるかって話の違った話なんですけど。前回2回目に出演した時は相当リラックスしてたのかかなり良いライブが見れて、その時Voの拓生のバックボーンにベンジーを見たの。あ、そっかって!終わってから「ベンジーやねんな!」って言ったら素で「誰すか?」って返ってきて!こんなにベンジーっぽいのに、なかなか良いベンジーなのにベンジー知らんかったん!って、この話すごくない?笑 まあ後日ちゃんと「ベンジーになります」って連絡きたけど笑 黙っておいた方が良かったのかなあ笑
 The Syphons。サイケデリアに憧れてフォークロックを鳴らす4人組。Voのケイタはnanoのバイトもしてくれてる。最近慣れたのかよく働いてくれる(気はする。)ケイタとは音楽の話をよくするけど、日本のバンドでは僕のと同じ系譜を辿ってて話が早い。最近ではGEZAN、LOSTAGE、踊って、古くはブルハにブッチャーズなどなど。そんなケイタの朴訥とした歌い様ながらも浪漫があるとこ、いいね。最近じゃ地元のバンドとして頭角を現してきた感覚有。nanoは5月以来の登場。どう成長しているか楽しみ。ドラムが良く遊びに来てくれるけど、良いライブを見た後に喫煙所で殺し屋みたい目をして静かに悔しがってるの最高。

 いいじゃない、いいじゃない。地元のロックバンドの3組のせめぎ合い。泥臭くいってくれよ。泥臭すぎて「え?そういうおしゃれかな?」みたいな結局シンプルにかっこいいの見せておくれよ!

[open] 19:00 / [start] 19:30  [adv] \2000 / [door] \2500

8(金)

『へたっぴなラブソング』

Fancrab / タダダキアッテ / ロブスター / スープレックスプレイテニス

□配信URL:nanoのYoutubeチャンネル
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 へたっぴかどうかなんか聴いてみなきゃあわからんじゃないか!ってまあ、そうなんですけど、バンドマン、上手にラブソング唄えたらバンドやってませんから笑 中にはスマートに「好きだ」とか言えるやつおったりすんのやろか。いや、武骨に言うってのはあってもスマートに言う奴はまずおらんな。おってもきっとうちには出てない。ってかバンドやってたら売れてる(そうでもないか?)
 
 Fancrab以外初登場。Fancrabの爆音ローファイに乗っかる日々のブルースエクスプロージョンは完璧なぶち上げ案件なので、最後にケツもってくれるって信じてます。まあ、そりゃケツもてるだろ、あんなにしっかり演奏できて、しかも粗さのかっこいいトラッシュ加減もあって、自分の好きな音楽に夢中で、素直にそのままやって、ってある種のバンドの鏡ですもん。彼ら。売れる売れないとかとは違う斜め上にいると思うっすよ。まじでかっけえ。いや、売れたいだろうけど笑
 タダダキアッテ。初登場。Anomalyのサポートで出演してくれた時に音源を送ってもらった。その前にサブスクで調べてみたらでできたのミスチルの曲だけ。あ、こっからとったのね、せっかくだから聴いてみたら超軽快な曲なのに内容マジでスチームパンク。すげえもん聴いてもた。彼らの音楽はミスチルの曲の負の感情に塗れたものとが真逆のハッピーなロックンロール。よかった笑 
 ロブスター。初登場。ハイロウズのアルバム名のロブスターから名前をとったというバンド。確かに千年メダルを思い出させる不器用なロマンチシズムに溢れてるね。エネルギーもたっぷり。こりゃ手放しで楽しめそう。
 スープレックスプレイテニス。初登場。この4バンドの中ではもっともローファイサウンドに忠実かも。特に小細工もなく淡々と等身大の感情を唄うだけ。その飾らない魅力がいいのか、それとも表現の幅が狭いのか、でも自分でもインディーロックっていってるしな。多分狙ってローファイ、そのまんまでいいパターンだと思う。

 Fancrabが最後に控えてるから安心ってよく考えれば他の初登場のバンドたちに失礼やな!ごめん!もしかしたら最初から「今日はもう帰っていいかな」ってなるライブかましてくれるかもしれへんやん!ごめん!Fancrabが一番あかんかもせんやん!いや、さすがにそれはあかんで?しっかりしいや!?ってなんかおかしくなってきた笑
 とにかくまた新しいバンドを見れるのも、バンドやお客さんに新しい出会いを提供できるのも、どっちも嬉しいな!新しい出会いを楽しみにいらしてください!

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9(土)

theトラウツ TOUR 2024 "ロードムービー"

theトラウツ / AIRCRAFT / ゾッキ / 年齢バンド

 下北沢BASEMENT BARのブッカーのかたしょこと片山翔太案件です。今回はtheトラウツのツアーを彼がオーガナイズ。俺も一回BASEMENT BARでも企画やらなきゃなあ。THREEばっかだしなあ。でもBASEMENT BARキャパあるしなあ。何しよっかなあ。ま。それは追々。そのうちのMY PARTYのVol,なんぼかで。theトラウツと年齢バンドは初めまして。名前はよく聞いていたので超楽しみ。
 で、勿論音源を聴くわけだが
 まずはtheトラウツ。ああ、これは、かたしょ好きそうだ笑 基本的にUKのブリットポップありきのかたしょの好み。あいつUSよりもUKよりなんだよな、基本。GRAPEVINEとか好きやもんな。わりとドラマチックなメロディがしっかりあって、でもロックンロールのビートドライブは大切でっていうね。ってつまり、theトラウツはそういう音楽をやってる。無駄な気合が一切ない。かっこいいわあ。こういうバンドがたくさんいるの、ほんとあのビル周りは羨ましいな!
 で、年齢バンド。うわあ、新譜のいきなりエイトビートがいい。この淡々と抑揚のないビート叩けるのかな!nanoのドラムの音どうやっても生音届いて丸裸だから頑張って!いや頑張らんで!なんならリハ前も本番前も吐くまでダッシュしてから叩いて!って、いいっすね!年齢バンド!年齢なんて関係ない方なのかむしろ逆手に取ってるのか、どっちにせよアイロニーに富んでいていいですね。しかも展開も楽しくて色鮮やかポップバンド!こりゃ楽しいわ。

 関西組。スーパーカーよりも速いからと名前を選んだAIRCRAFT。スーパーカーってのはもちろんバンドのスーパーカー。そういうインディーロックを真っ直ぐにやるバンドに憧れて、そういう音をそのまま鳴らすバンド。最近良いんだよ。元からいいんだけど、前以上にというか前とは別の意識でもって自分たちの音楽を大切に扱うようになった。バンドとしての実力に輪郭がしっかり出てきた。そりゃ、かたしょもいつも呼ぶわ笑
 も一つ関西組はゾッキ。ちょっと久々かな。とにかく曲がいい。アレンジがいい。仕上がりのイメージは完璧。だが頭でっかちから始まっちゃったから、そのまじで良い曲を鳴らし切れてなかった活動初期。が、そこから重ねる度に良くなっていくこのバンド。ちょっと涙腺に来ることも普通にあるくらい、演奏と曲の良さがリンクし始めた!うれしい!かたしょが呼んでくれたのもきっとそういう成長がちゃんとあるからだよね!

 うおお、いいですね。純度たけえ。みんな音楽しか好きじゃない奴ばっかだ。最高の夜だ。遊びましょ!そう、思い切り!みんなで思い切り遊んでると、オーガナイザーのかたしょがどんどん壊れていくの面白いですよ!前回は自分の眼鏡をなんか投げてなんか壊してました!そこもお楽しみに!

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10(日)

『mogran'BAR』

Guest Live:long tail soup
DJ:mogran'BAR crew

□配信URL:nanoのtwitchチャンネル
*チャンネル登録お願いします!
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 11月のmogran'BARです!毎月1回土日の何処かで開催される、この日ばかりはlivehouse nanoが完全にクラブ化する夜。オープン当初からある看板パーティーも勿論21年め。しっかりとキャリアのあるレジデントDJたちが織りなすヴァイブスはマジで立派なクラブのDJパーティーで感じできたそれ。ライブハウスにしてはハイソなDJ機材を、フロアの中央に設置、360度ブースを囲めるボイラールームスタイル!みんないつもめちゃくちゃ飲んでくれるし踊ってくれるし、最高の瞬間をいつも迎えさせてもらってます!バンドのライブは行くけど、DJはいかないなんて方も、ぜひいらしてください!DJが選ぶ、絶対に印象に残るかっこいい音楽たちをnanoの音響で楽しみながら遊びましょうよ!

 とか言いながら今回はゲストライブあり。去年のこれくらいの時期にもゲストで出演してくれたlong tail soupの登場。ポップス、フォーク、ロックンロール、インディー、ローファイ、オルタナティブ、色々のみ込んで、結局鳴らすのはlong tail soupというバンドの「歌」。この振り切り方が素晴らしいんだよな。本人たちがどれだけ意識してるのかはわからにないけど、相当に深みのある音楽を聴かせてくれます。かつ、普通にDJのパーティーにも遊びに来る。この後予定合ったんすけどね、とか言いながら最後までmogran'BARで遊んでくれたりする。きっと「良い音楽が好き」ってそれだけが彼らの動機なんだと思う。こんなに素晴らしいことあるかな。まじでピュア。なんかもメンバーの顔思い浮かんでもそうだなんだけど、今回フライヤー用にもらった写真可愛すぎたし。バック岡山のペパーランドでピュアさ煽られてるし!笑

 と、11月のmogran'BARはゲストライブのおかげで、ライブハウスとクラブと両方楽しめるってかちゃんとカルチャーが溶け合う空気が流れそうなんだよな!クラブ好きもライブハウス好きもどちらも純粋に楽しめる音楽パーティーかと!お待ちしています!乾杯しましょ!

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11(月)

休業日

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12(火)

休業日

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13(水)

モグラとこっけの「YONAGA OF AKI party special ver.」
『Bright lights on the dance floor』
feat.Laryssa Birdseye Japan Tour

Special LIVE:
Laryssa Birdseye(US)
LIVE:
こっけ / 凌平
DJ:
小山内信介(Second Royal) / Oku(Barbara) / tanitomo8
FOOD:
Yeah Yeah Tacoz

 こっけと僕の季節シリーズを冠につけていますが、ちょっといつもと違います。こっけがライブすることには違いないのですが、アメリカからどこをどう切り取ってもパリピが登場。彼女のツアーの申し出がありきで、組んだんですね。

 名前はLaryssa Birdseye。インスタに上がってる映像はとてもセクシーなものでめちゃくちゃ美しくかっこいい女性。が、弾き語りの動画になると、その楽曲のそもそものメロディの美しさがより引き立つものであるのはもちろん、とてもマインドフルでプライベートに歌を大切してるプレイが秀逸。とても素敵なシンガーであえることがベーシックにあることがはっきりとわかります。今回彼女は弾き語りでの出演。だからといって弾き語りの夜を作るわけじゃなく、彼女が同時にもってるはずのパーティー感も煽りたくって、その中で真っ直ぐに唄ってほしくってDJありきのナイトメイクを選びました。

 まずはパーティーを煽るために凌平をブック。血の滾るタイプのヒップホップではありますが、バックDJのKIMの派手目でアッパーなプレイから始まるステージスタイルはこういう夜の方がはまるし、凌平のリリックやライムもきっとLaryssaの熱のこもった歌声とは呼応するはず。パーティーというからには音楽のスタイルもボーダーレスであることは必要なので、自由度を試したって感じです。
 そう思うからこそこっけの歌もはまる。Laryssaの歌と同じようにプライベート感満載だし、プレイに説得力があるのも当然。それに加えて、既存名曲「ハロウ」のパーティーホーンアレンジもあれば、さらに「また今日もあの子と話せなかった」のハウスアレンジ(ラップのバースもあるw こっけのラップではないけど)まで登場。こうなりゃもう弾き語りの枠を超えてきてるよね。彼自身DJを務めることもあるし、僕と全く同じタイプのパーティー人なので、余裕でこういう夜の一角も任せられるよね。

 自由なパーティーを目指して作ったからといっても夜には輪郭が必要で、DJとフードをお招き。間違いのない布陣だと思っています。小山内くんとBarbaraのOKUちゃんはLaryssaのもつアメリカンベーシックへの愛をしっかり携えているし、tanitomo8はその夜の意味や意思というものに真摯に向き合ってくれるしね。タコスを作って売ってくれるガッキーもパーティーガールとして、ただ食べ物を提供するだけじゃなく夜の一端を担おうとしてくれる存在感あるし。

 間違いのない夜っすね!週のど真ん中から、思い切り遊べる場所が作れたと思います!お待ちしています!

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14(木)

『ヴァイナル・サヴァイヴァル』

ネコグルマ / 楽しんでいこうや西岡と狂ったチワワズ / アワータウンズ / さえきゆいと(日本少女)

□配信URL:nanoのYoutubeチャンネル
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 タイトルは、なんかみんなレコードで音楽を聴く時間を大切にしてそうで、「アナログ」とか「ヴァイナル」って言葉を使いたくってこれ。「サヴァイバル」ってのは、語感のみっすね笑 なんか、ほら、かっこいいやん笑 そういう場所やん?ライブハウスって。そうでもない?いや、そうあるべきだ!とか言うてみる。
 
 ネコグルマ先輩はいつだってかっこいいですよね。基本ローファイでオルタナティブ、ファニーな言葉回しとフロウでひたすらに楽しいだけの時間を提供してくれるんですが、その裏にあるのは鉄壁のアンサンブル。キャリア故出るバチバチのグルーヴがあるんですね。しかもそれが疾走感のあるロックンロールで、速いエイトビートには違いないんですが、それ実は速いバックビートで成されるんですね。だからかっこいいロックンロールとして最高のダンスミュージックが仕上がるんですね。とにかく、まあ、飄々としながらすごいことやってくれる先輩です。平伏しちゃう。
 チワワズ。ちょっと久しぶりですね。チワワズもロックンロールの文脈ありきで日本語で楽しく唄ってくれるバンドなんですが、かなりの癖があります。その癖というのは、フロントマンの西岡のもつサイケデリックなものへ傾倒っぷりですね。美しくイノセントな言葉で歌を紡ぐんですが、それをかき消し壊してしまうノイズを鳴らすことも厭わないギリギリの攻めがかっこいい。でもそれって、自分なんかのノイズでは絶対に壊れないって自分の歌への自信からってのもあるんです。いや、なんかすごいぞ、チワワズ。楽しいだけじゃないのよ、これまた。
 アワータウンズ。音楽がね、好きですよね。この3人。もう超ピュア。アメリカンインディー・ローファイが大好きってのがありきなんですが、偉大な先人やリアルタイムのトップミュージシャンたちの何に憧れるかって、その例えばフレージングやコード進行とかじゃなくって、「オレコレスキ ダカラヤル」的な真っ直ぐすぎる方法論なんですね。それでいいんだって割り切ってるアワータウンズ、人気がどうこうとかじゃなくって、スタンスとして地元のバンドの中ではアドバンテージありますね。これはね、楽しいだけかも笑
 さえき。今回久しぶりに日本少女での出演が叶うと思ってたんだけど、メンバーの体調不良によりソロでの出演。最近の日本少女のライブの評判がとても良いので、楽しみにしてたんだけど仕方がない。彼らの音楽も癖があるというか、自分の美しいと思うものに真正面から向き合い、それに倣うというよりは闘ってるイメージ。その中で自分たちのとは、表現とは、って悩み続け抽出されたものってというか。ある種哲学的である印象があります。今回ソロなので、そういった志向のより凝縮された部分が見えるかもって期待してます。

 いいですね!この日も!オルタナティブな夜に見えて、関西ではスタンダードかも。これをスタンダードって言える自分を呪ったり誇ったりしてます!笑 楽しいですね!笑 お待ちしています!

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15(金)

『The Steam of Your Coffee』

Book Club(US) / ゾッキ / Monomi twins / kenkouteki

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 今週2人目のアメリカ人の登場。こちらはディスイズのUSインディーフォークのバンド。メロウなメロディ、アンニュイなボーカル、決してヴァイブスにかまけない地に足のついた音の紡ぎ方と演奏。もう美しすぎますね。そもそもBook Clubというバンド名に満ち溢れるインディーの香り、たまらないですね。自分の生活の中にあるなんでもないものに美しさを見出すようなスタンスがたまりません。その上で、リズムアレンジや細やかなフレージングにはいぶし銀のそれが感じられ、音楽的もかなり豊潤で、表現への遊び心も半端ない。めちゃくちゃかっこいいバンド。
 今回はギターヴォーカルのRobbieのソロでの演奏になりますが、どんなステージをみせてくれるのかとても楽しみです。シンプルな弾き語りであってもきっと奥深いものが見えるはずです。そういう期待を込めての、普通に淹れたコーヒーから立ち上る湯気の向こうには…?なんてイメージから選んだタイトルなんですね。
 
 ローカルアクトは3バンド。
 ゾッキ、とてもいい演奏をつい先日見せてくれたところ。アルバムリリースが自分たちの愛してやまないレーベルからという事実がきっと自信につながったし、そのレーベルからの期待に応えるためにかなり真摯にレコーディングに向き合ったはず。それがフィジカルのブラッシュアップに繋がったはずだし、今のライブのクオリティの裏付けかと。そもそもとてもロマンチックな楽曲たち、それらがついに鮮やかな色を帯び始めました。嬉しい。
 Monomi Twins。4人組のインディーロックバンド。とても好きなんですよね。手放しで喜べるタイプの好みのど真ん中の音楽を鳴らしてくれます。USもののインディー以上でも以下でもない。この以上でも以下でもない美しさわかります?それこそインディーなんですよ。その中でどうやってクオリティを伸ばしていくのかって難しくって、それこそBook ClubのRobbieがたった一人でもこんなに豊かな演奏するんだってとこに感銘を受けてほしいですね。そういう感受性が絶対あるはずって思える信頼のミュージックラバーなんです。
 kenkoutekiくん。弾き語りアーティスト。彼もこの夜にぴったりのプレイスタイル。初出演希望の連絡時に本人の趣向を確認することがあるんですが、日本人ならくるりや踊ってばかりの国かな?という問いかけにpavementやbig theifとの回答、彼の音楽絵への解像度ばり上がりましたね。というか、孤高の美しさ感じちゃって。彼も相当音楽に対して真摯に向き合ってそう。信頼できるな。

 とてもいメンツでRobbieを迎えられそうで嬉しいです。きっと素晴らしい音楽的な純度を味わえるので、ぜひ遊びに来てくださいね!Book Clubのインスタの投稿が、今のRobbieの気持ちを真っ直ぐに綴ったものなのでぜひご覧になってください!@bookclubthebandです!

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16(土)

ベランダ10th Anniversary One-Man Tour
『夜明け生まれの人たち vol. 06』
※SOLD OUT

ベランダ

チケットは9/14(土)午前10時よりe+にて販売開始
学割チケットご購入の方は当日受付にて学生証のご提示が必要となります。

 ベランダのワンマンだ!
 待ち焦がれたアルバムのリリース、そのツアーの会場にはnanoが含まれずに日程発表、そりゃnanoじゃもう捌ききれない名前になってるもんな、しゃーないか…と悔しがってたら(ツアーのメンツはこれしかないっしょ、京都はしっかりbedだったしでちゃんと喜んでたけど)、ソウシからDM、nanoにお世話になりたいです、と。うっひゃー。しかもワンマン。一番贅沢な案件きた!やった!チケットはこれを書いている時点で残り僅か。流石にソールドしてることでしょう。満杯のnanoでベランダの至宝の楽曲たちを思う存分鳴らせる喜び、ハコの音響としてたまりません。嬉しい、楽しい、大好き。

 さて、今年リリースされたアルバム、淡々とした楽曲でアイロカニカルに唄うベランダ節が効きまくり、かと思えば一気に感情を解放するようなフルマインドのオルタナティブ・ロック・アンセムが爆発、それもまたと言うか全てがベランダで、昔から知っている、よく出演してくれてきたバンドがその現在地をこれでもかと見せつけてくれる素晴らしいリアルタイムのもの。
 久々のリリースだから、帰ってきてくれた感は確かにあるが、その喜びだけじゃなく、今のベランダの見事にブラッシュアップされた音楽の表現力に涙が出るほどに喜んでいる。アレンジのアイデアの幅の広さ、ビートの転換、メロディや言葉のフロウ、それらにしっかり輪郭を与えるアンサンブル…どれもこれも見事としか言いようがない。キャリアが長くなってきたからこそなし得るものだが、決して往年のなどと思わせないフレッシュな現在進行形のベランダのロックンロールがここにはある。うう。かっこいい。当たり前だけど、今までで最高傑作だ。

 アルバムを最初に聴かせてもらった時、1曲目のタイトルトラック「スピリット」で泣いてしまった。「私たちは今ここにいます。このアルバムを聴いてください。待たせただけのものに違いありません。」と胸を張って滑舌良く無骨に言い切るような曲だったからだ。この曲からアルバムを始めることのかっこよさ、潔さ、プライド、自己肯定感、とかそんなものに、今のベランダの揺るぎない強さを感じたから。

 嗚呼、なんて気高いバンドなんだろう。ベランダは。当日、僕らスタッフは、nanoというライブハウスのプライドで持って、彼らの音楽を全て受け取り、そして鳴らし切って見せます。
 お楽しみに。

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17(日)

Hammer Head Shark×SuU SPLIT TOUR 『SLOW SWIM』
※当サイトにおける取り置き予約不可

Hammer Head Shark / SuU / 本日休演

チケットはこちらで販売中

 やった。Hammer Head Sharkのツアーだ。好きなんですよね。ディスイズなシューゲイザーサウンド。リバーブやディレイといった空間系のエフェクトでもって上にも下にも横にもそして時をも超えてどこまでも広がっていく、つまりは普遍的な音と歌で空間を支配する実力派。時代的には決して新しいものではないかもしれないけど、自分たちが最も美しいと信じて疑わないそのスタンス、それがまた美しい。とてもかっこいいバンドだと思っています。
 数年前にプレイリストで流れてきた曲に激しく反応してずっと気になってたけど、今年の夏に初めて登場、これこれこれこれだよ!と自分の好きさ加減が再確認できるライブでしたね。メンバーとも、音楽そのものだけじゃなくバンドやライブハウスの在り方について共有できる部分が多く、あの日は話すのに全然時間が足りなかったもの。こういうバンドとの出会いがまだあるか、と喜んだんです。シンプルに嬉しかった。そんなバンドに、自身の次のツアーの会場に選んでもらえる喜びはとんでもないもので、それもまた嬉しすぎ案件。あの出会いは本物だったんだって身震いしました。

 今回はSuUとの帯同ツアー。こちらは初めましてですね。いやはや、アイデアありきでそれをふんだんに盛り込み、かつ歌に着地させる音楽。お見事。2020年代のローファイヒップホップのようなリズムアレンジには唸らされるしかないし、そこに乗るファルセット含めキーの高低で自由に楽譜の上を踊るようなメロディラインにも、思わず顔が喜びでクシャクシャになってしまいます。ちょっとかっこよすぎなのでは。ちなみに少々エフェクティブなボーカルの耳触りも含めて、金字塔からイーラの頃の中村一義のテイストも感じます。そういうフォークやロックに通じるものが、アウトプットのコントラストを生みHammerとの間柄を芽生えさせるんだろうなあ、と思います。いやはや楽しみ。

 で、ここに登場するのが本日休演。いや、このブッキングは素晴らしいですね。そもそものHammerとSuUの2バンドのバランスが良すぎて、僕ならどうしていいかわからないもの。しかしよく考えてみれば、本日休演の音楽は、トラッドなポップソングにすら思える彼らの「癖」ありきで、音楽の要素と呼ばれるもの全て含有しているのではとまで思える、クラシックの名曲の空気すら漂うもの。中心にあり矢面に立つのはフォークソングには違いないかもしれないけど、突飛なものでも屈託なくアレンジメントとして落とし込める実力は間違いのないもの。音楽というフィールドのうえで好きに跳ねまわる本日休演をブッキングしたのは、間違いなく主催2バンドの敬意でしかないですね。敬意でブッキング、とてもプリミティブです。素晴らしい。

 いやあ、3バンドとも、それぞれの音楽を演奏しきってくれるでしょう。しかも全て中身濃いもので。これはいい夜になりますよ。
 とっても音楽です!めちゃくちゃ楽しみですね!!見逃す手はないですよ!!

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18(月)

休業日

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19(火)

『ナノジャム』feat.ビッグバンドライブ

出演:Crush Hard Orchestra
*ライブ終了後セッションも行います。

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20(水)

『イッツファンタイム!』

DJ:832boy(THE FULL TEENZ) / ナツコ(メシアと人人) / うみざる(ネオンズ) / モグラ(nano)

 今月のイッツファンタイムです!これ、めちゃ楽しいねんけど、もっと皆遊びにきてもいいのに!って思います笑 
 毎月やってるから「いつでもいけるか」って思われるのかな!でも月1回こんなフランクな遊び場あるのやばくない!?
 で、何をしてるかというと、DJたちが好きな曲をかけて飲みながらお喋りしてピザ頼んで食べながらお喋りしてってやつです。最近nano行ってないなとかnano行ってみたいなとか、こないだnano行ったら楽しかったし今日の呑み会はnanoでやろ、とか何でもいいし誰でもいいし、遊びに来るといいよ!ってやつです。
 飲みに行く元気もちょっとない、でも家で呑むと景色はいつも一緒、少しでも呑みの時間を豊かなものにしたいなって人にとっての最適解、誰かの家で呑むためにふらっと遊びに来れるようにライブハウスが解放されている、それがイッツファンタイム!なんですね~~。

 前回はゆ~すほすてるの江川が九州に転勤になっちゃうってことでその壮行会を行いましたが、なんと僕は出席できず。その日から肺炎で入院しちゃったんですね~。江川ごめん!みんなにもごめん!だから僕イツファン欲溜まってるんです。たくさんレコードかけてめちゃいい音で音楽楽しみたいし、気心しれた友達とストレスのない飲み会もしたいな!って欲が溜まってるんです!

 待ってますよ!すごい溜まってるから、レコード買いにいっちゃお!とか思ってます!

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21(木)

『だみ声も高らかに!』

新世界ホシヲ / 関口憂一 / 瀬川浩平 / 山下キヨシ / 昇龍ゲン

□配信URL:nanoのYoutubeチャンネル
*チャンネル登録お願いします!
□投げ銭方法:
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 秋の弾き語りロックンロール・ナイト。昭和町・ノーユーノーミーのマスターで古いマブダチの新世界ホシヲを真ん中に据えて開催。だからタイトルはこれ。「歌を唄え!だみ声もた!か!ら~かぁに~~」の一節から。怒髪天パイセンのド名曲・ドアンセムですね。ホシヲに電話かけたらこれが鳴ってたことあったなあ。昔よく「あ、それグッといけ!」のところでビールを飲み干すっての木屋町でやってたなあ。懐かしいなあ。

 さて、ホシヲ。店やりながらそこら中で唄いまくってる元気なやつ。今も昔も唄いたいことは変わらず、それを喉を鳴らして唄ってる。ライブが終われば、それもまた相変わらずに「喜怒哀楽」全部ある酔っ払い。非常に面倒な酔い方をするやつではあるが、そんなあいつを見ると変に安心するところもあったり笑 まあ、ええ歌唄う奴に悪い奴はいないんで。
 瀬川君はそのホシヲが連れてきてくれて初登場。a.k.a.しっぱいまんって方ですよね?名前はめっちゃみるんだけど、今まで交わることなく。ホシヲと同じように喉を鳴らしてブルーズを唄うロックの人。しゃがれた声がディスイズでかっこいい。youtubeで検索して一番上に出てきた曲が「中指立てて歩いて行こう」ってまあ、そういうタイプ。けど、メロディが持つロマンチシズムを信じてるソングライティング、あ、これKOZZY IWAKAWAだ。かっこいい。
 関口憂一。京都の若いやつ。ってもうそんなに若くないんかな。23歳くらい?高校生で「いつかnanoに俺も出たいっす」って鼻息荒くしてたのが懐かしい。ThThe BellBoysのフロントマンだったけど、完全にソロへ移行。良いバンドになる予感があったから残念だけど、ソロで!と決めた憂の歌が分かりやすく良くなったんだよな。迷いがないというか。「歌上手くなってない?」という問いに「ソロでやること決めたんで」と真っ直ぐ伝える覚悟、濁りがなかったな。
 山下キヨシ。nanoではお馴染みのシンガーソング普通の男。良い歌かいて良い歌唄えるようになったと思っています。憧れても誰になることもできないって気づいてからの伸びがよいですねって何年かかっとんねん!笑 という話なんですが、ゆっくりじっくり時間をかけて育ててきたnanoのポケモンみたいな奴ですね笑 今回は彼が憧れてきたロックシンガーに囲まれてますね。自分を信じて唄ってほしいですね。かっこつけてもかっこのつかないかっこよさ。
 昇龍ゲン。初登場です。すごい名前やな笑 いきがりたいお年頃なのか?ってかく言う僕も20代前半で「モグラ」を「土竜」じゃなく「土龍」の表記で選びましたからね。画数の多い感じええやん!と笑 おそらく夢見てるしかっこもつけてるし、カラ回ってひっくり返って大失敗でもなんでもいいよ。かっこつけてこ!って本名じゃないよね…?本名だったらごめん…。

 という木曜の夜です!男ばっか。だけど色気に溢れる、かっこいい夜になればいいなって思ってます!お楽しみに!

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22(金)

Paramount Bar presents『ダオ・ディン』

一點生(TW) / KoOK(TW) / ODDLY / YEAR AFTER YEAR / ZOOKEEPER

 台湾のバンドの2バンド帯同でやってくる!しかも彼らの企画。台湾のマネージャーから連絡があって「nanoでイベントを開催したい」って連絡、嬉しかったな。ブッキングのお手伝いこそしたけど、見事の京都のええバンドを落としてきてくれました!
 主催は台湾・高雄のライブ&バーのParamount Bar。ライブ&バーつってもがっつりライブハウス。1階がダイニングバーで2階がライブハウスって作りらしい。お店の内観を見る限り、めちゃくちゃ雰囲気があるね。バーはブリティッシュパブのようだし、ライブスペースはステージの床が市松模様でディスイズ。わ、海外だ!ってなるかっこよさ。良い場所なのがそれだけでわかる。
 やってくる一點生(Core Point)とKoOK、どっちもかっこいいパンクのバンド。
 一點生は乾いた音が気持ちいいアメリカのパンクの匂い。RAMONESや西海岸パンクありきっていうか。でも音はしっかり重たくってハードコアのテイストも感じる。荒ぶるヴァイブスがかっこいいタイプで大好きなやつですね。オールドスクールなガレージパンクの匂いもするし、好きだなあ。
 KoOKはグランジの匂いが強いですね。NirvanaやSOUND GARDENほど暗くないけど、音の重さや強いマインドを明らかに込めたメロディラインには90sのオルタナティブの香りが満載です。シアトルだなあ。一番好きなやつやん笑 僕が好きやんって思えるバンドを連れて海外から来てくれるって、何でわかんの!?nanoの感じが海を越えて伝わってるの!?って変な勘違いしそうです笑 
 ってかこの2バンドが写真で見て感じるかっこよさのあるParamount Barで演奏してるの想像するとめちゃかっこいいな!
 地元勢は3組。ODDLYのUSインディーはKoOKに、YEAR AFTER YEARの重たい音は一點生に、ZOOKEEPERのパンクスはどちらにも通ずると思っての僕からの提案でした。どれもnanoが今の京都で所謂オルタナティブな文脈を大切にしていくには欠かせないバンドたちです。もちろん他にもたくさんいるけれど、たくさん提案した中でParamount Barが選んでくれたのがこの3組、さすがっすね。ODDLYとYEAR AFTER YEARは先月僕が病欠のため見れなかったので嬉しいな。こっちも来日案件だし。

 タイトルの「ダオ・ディン」は台湾語で「together」の意味とのこと。台湾から「一緒に」やってきた2組とそのチームと、「一緒に」京都組と日本のお客さんでぶち上げていきましょや!文字通り!
 

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23(土)

Nuit×PLOTOLEMS×キンヨウノヨル presents『GOWEST』

Nuit / PLOTOLEMS / キンヨウノヨル / shitakuchü / DEFY

 おお。なんと初登場のバンドばかり出演するイベント。全く読めん。何がどうなるのか全く読めん。かつなんでうちでうちでやるのかも読めん笑 とはいえ、初めましてのバンドマン・ミュージシャンがnanoで企画をしたいとなってくれるのはとても嬉しいことです。よろしくね。さあ、全部順番に聴いてみて紹介してましょう。

 Nuit(ニュイと読む)。東京のシューゲイザーバンド。ギターの音抜けが抜群。シューゲイザーといってもUSのオルタナよりもUKのスタジアム感の方が強い…?とにかくウェット音を重ね、その上でウェットな言葉を日本語で唄うバンド。もう一度言うけどギターの音抜け異様にいい。こういうバンドにおけるギターの音作りはアンサンブルの肝になるので、そこへの解像度が高いのは好感。
 POLOTOLEMS。こちらも東京。今年リリースされた最新シングルを聴くに、そのジャケットからもバンドというよりはアーティスティックな匂いが強くしますね。リバーブ強めのシンプルでミニマルなリズムトラックにギターのアシッドな音とフレーズは、プライマルスクリーム、ヴァーブ、ジョイディヴィジョンなど、ダークなUKグルーヴのテイスト。これはかっこいいぞ。ヴォーカルの妙にイノセントな唄い回しも狂気を煽っていていいですね。
 キンヨウノヨル。またしても東京。ポストロックの3ピースバンド。空間の奥行が広がる音像にポエトリーも織り交ぜたヴォーカリゼイション。透明度の高い声なのかもしれないけど、地声のキーの低さゆえのハスキー具合がバンドとしての熱を表現するタイプ。生きる意味を模索しながら唄う理由を見つけてきたタイプかと。音響としてはどれだけ飛ばしながら言葉のロマンチシズムを出すか腕が鳴りますね。
 shitakuchü。大阪のインディーロックバンド。おお。USものだ。好きなやつ。今月出たばかりのシングル、ヴォーカルが抜けきらないミックスで決めてるところにこういうタイプの音楽への愛の証。ええ、てかめっちゃ好きやわ。んでタイトルがEverytthing is Eliminatedって。言葉の通りならスチームパンク過ぎて浪漫がありすぎ。エヴァーグリーンな音とのギャップに興味津々。
 DEFY。大阪のインディーロックバンド。インディーといってもこっちは幅広いな。5人組。ギターの音のセレクトはじめ思いつくアイデアを試していってる感じ?ちょっと音源ではどこまで鳴らすのかそれともミニマルなのか読めないな…。ミニマルなビートのクラブの雰囲気かと思わせておいて、クリーンのアルペジオで静かに始まるのとか、ああ、わかった(って知らんけど)これはストーンローゼスだな。この怠惰とタイトが両立するグルーヴはそれかと見た。

 と、こんなバンドが5バンド出ると予想しました!確かにうちっぽい!!笑 あ、皆初めましてだから知らないかもだけど、僕対バンのつもりで迎えますから!店長と音響が対バンのつもりって意味わかんないけど、一緒に良い夜作ろうぜ!ってことです!よろしく!

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24(日)

昼の部:

『daisanseiの年末ふわふわツアー 京都編』
※当サイトにおける取り置き予約不可

daisansei / ゆ~すほすてる / はろう

チケットはTIGETにて

 この日も初めましてのバンドが企画してくれます。不思議な現象だ…。ありがたいことには違いないですね!感謝!daisansei。めちゃくちゃいい言葉ですね。大賛成にまさるものなし。何にだって大賛成して欲しいし、でも気に入らないことには大反対していきたいもんね。ああ、好きの反対語は嫌いじゃない的な、大賛成も大反対も表裏一体、な話ですか!?もしかしたら!?いや、きっと違う。とにかく宜しくお願いします。ごめんなさい。

 daisansei。インディー感の強いギターポップバンドですね。今月出たEPを聴かせてもらってるんだけど、これは…岸田繫好きだな…?笑 もう声が繁さんやん。くるりが好きってとても素晴らしいことで、なぜなら僕らが想像のつかないくらいのマッドサイエンティストな音楽集団ですからね。いや、バンドをやる上でマッドであることは必要だったりそうでもなかったりするし、好きな音楽に真っすぐそのまま憧れる無邪気さも大切なんですが、京都ではくるり好きがぶち当たる壁みたいなのが絶対あるし、それを軽く飛び越える存在感に期待したいっすね。いやdaisanseiの音楽はとても素晴らしいと思います。USのオルタナティブなテイストと日本のトラッドなフォークのクロスオーヴァーっぷりはハンパない。すぐに憶えて口ずさんじゃうキャッチ―さもあるしね。ただね、京都って超めんどくさい街なんすよ…ごめん笑 というかホーンのアレンジメント素晴らしいですね。これ、管楽器奏者はステージメンバーにいるのかな。音源のトランペット超いいな…ってか聴けば聴くほど良質な音楽だなって思うな、うむ。
 
 お昼間の開催になりますが、3マンですね。
 nanoのマイメンゆ~すほすてるが登場です。もう鉄板ですね、うちでは。曲もメンバーのキャラも全部知ってますから。素材の味も含め解像度バリ高バンドの一つです。nanoのスケジュールにゆ~すほすてるについてはもう何を書けばいいかわからないくらい語りつくしてきましたから。そんくらいの関係性。フロントマンで首謀者の江川が九州に転勤になっちゃって絶賛遠距離中ですが、だからこそメンバーとともにステージにたって演奏できる喜びぱねえ!ってヴァイブス期待したいっす。
 はろうは初めまして。どこのバンドなんだろ。サブスクに上がってる最新のシングルを今聴いていますが、これはいいバンドですね。淡々としたビートにアンニュイな歌、時折織り交ぜてくるアシッドな上音。ちゃんとUSインディーだ。キラキラしたいわけじゃないけど、できれば平穏な生活を無事に送りたいけど、でもやっぱりレコードで大好きなあの曲を初めて聴いた時の脳内の色彩豊かさが忘れられないってところでしょうか?いや、想像力がとにかく豊かなバンドだなって思います。素敵。

 という肌寒くなってきたこの季節の、空気の澄んでる感じとか、寒くって部屋でぬくぬく過ごしたいベッドサイド感とかにぴったりの3マンじゃないですか。素敵な午後を過ごしましょ!

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夜の部:

ナイトサファリPre. 『Homeostasis』Vol.2
"All I have to do is become”
×
Umisaya 1st Album
「a seaside mixtape」Release umiminiiko? tour 京都編

ナイトサファリ / Umisaya

 ナイトサファリの定期2マンシリーズの第2回。
 ナイトサファリがどんどん素直になっていきますね。かっこつけるだけつけ倒してた数年前と比べて、もうほんと今のやつらの屈託のなさが凄い好き。いや、かっこつけるのも突っ張るのも様になるタイプだからそのままそれを伸ばしていってくれてもよかったんだけどね。
 ロックンロールだったり、オルタティブだったり、エモだったり、ポストロックだったり、パーティーチューンだったり、バンドとして何を押してくかって悩んだ時期もあっただろうけど、それが「ええやんもう!全部好きやねん!」「出たいライブは全部出たったらええんねん!」「イベントやるなら好きなバンド呼んだらええねん!」な良い意味で「アホ(笑)」みたいなスタンスになったんでしょうね。そこが好きなんだよなあ。
 あいつら勿論男の子だし、強くありたいだろうし、輪郭のあるプライドもってバンドやってるし、あいつらにとってナイトサファリって存在が絶対に自分に人生に大切な意味をもたせてくれるものだし、でもそれと同時に「好きこそものの上手なれ」を体現してるいい例だと思うんですよね。だから好き。そういうの、インディーってフィールドだから素直にできるのかもしれないけど、街の小箱の店長としては、そういうバンドのそういう美しさが大好きだな、やっぱ。

 さて、このイベントも「こういう文脈の夜もナイトサファリ発信で作っていきたい」って素直な志向から来たものだと聞いています。真っ直ぐに「エモ」の文脈で組むイベントであると。
 前回のFireplayもディスイズでしたが、今回は仙台からUmisayaが登場。「海を奏でるバンド」というコピーを見かけたことがありますが、うまいこと言ったなと思います。これは美しいタイプのポストロックですね。とにかく景色が広い。リバーブがかったゆるやかなアルペジオは勿論そう、ビートインしてからも荒ぶることなく凪のままの海、ただそれを見つめる自分自身の感情の高まりを音にそのまま表し、思う様唄い上げる。海を奏でるというよりは「海に向かいものを思う自分」の心情かな。というか仙台か、仙台で海というと、我々には想像もつかない物語がありそうなので、ここではもう触れないでおこう。とにかく、エモ中のエモ、トゥインクルで超ロマンチックな音楽です。そこは間違いない。めちゃく楽しみ。

 2マンなので、長尺で2バンドともの魅力をたっぷりと伝えられると思います!ぜひ!お待ちしております!

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25(月)

休業日

モグ誕

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26(火)

『美しい朝は誰のもの?』

じゃっく(イヌガヨ) / 松下華 / 詩央 / 梶本ヒロシ / カーミタカアキ

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27(水)

『Sounds Overflowing』

Nu-Shu(with introduction act :La Municipal)(from Italy) / Mundial w/Cristiana Verardo(from Italy) / Lightning Swells Forever / DISTRESS

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28(木)

『大停電の夜に』

田渕直孝 / 日髙晴野 / たろ子 / yoei

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29(金)

『LEGECKO 燦 RELEASE ATTACK TOUR -NANO-』

LEGECKO / モラトリアム / Jose / BAD END BOYS

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30(土)

ホールレンタル

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