謹賀新年
今年もどうぞよろしくお願いいたします。 livehouse nanoより愛を込めて。 livehouse nano 西村雅之(モグラ) read more!



22周年月間第2夜
To Be Honest pre. 1st album release tour
『おまもりもって何処までも』
To Be Honest / CAR10
22周年第2夜は、地元京都の夢見るロックバンドTo Be Honestの、記念すべき1枚目のアルバムのリリースツアーファイナル。活動初期からライブで演奏され続けてきた鉄板のバラード・アンセムから、最近のエイトビートが生きるパンクロック色の強いナンバーまで幅広く収録された、現時点でのベスト盤的内容。今のTo Be Honestの表情をすべて見せてくれる秀作だと思います。
1トラック目のイントロから「ここまでやるか!」ってくらい、ディストーションとコンプがせめぎ合う歪み具合にニヤニヤが止まらないし、そのまま始まるトラック2の名曲「evergreen」で、もうこのアルバムの勝利は確定ですね。Gt/Vo宮島が高らかに歌う姿がそのままパッケージングされていて、歌の録られ方が本当に素晴らしい。ライブではいつもこっちも感情たっぷりにオペさせてもらえる曲だけど、ここまで気持ちよく“聴かせてもらえた”のは初めてかも。エンジニアさん、グッジョブです!
トラック3もバラードが続き、「僕の部屋」では生まれ育った家の原風景を歌う温かいラブソングを、これまた高らかに歌い上げる。ritで余韻を残したアウトロから、断ち切るようにトラッシュなエイトビートで幕を開けるライブ定番曲、トラック4「セレナーデ」へ。このあたりが最近のTo Be Honestの真骨頂ですね。
「パンク」というカルチャーに憧れるTo Be Honest。でもそれが何なのかよくわからないまま、それでもカッコいいと思う音楽を演奏することに罪はないはずだ、と悩みながら振り切ったスタンスが、トラック5「星空宇宙旅行」、トラック6「アイワナビーユアロックスター」、トラック7「正直もののテーマ」にそのまま表れていて、とてもリアルで美しい。
ここで一旦、お得意の3連ミドルで再び歌い上げるトラック8「柊の葉」。トラック4〜7で強がっていたかもしれない自分の弱さを肯定する、地に足のついた人間の歌。そしてラストは再びヴァイブスを爆発させるスピードナンバー「この街を離れて」。「もうお別れだね」と歌い始める宮島の声に、「あ、もう終わりなのか」と寂しさを覚えさせられる大団円っぷり。
……と、めちゃくちゃ駆け足でレビューを書きましたが、これ、かなり良いアルバムだな!?おい、やったな、To Be Honest!
歌をとにかく響かせたい彼らの、その「歌」と、初期衝動にも似た「この音楽」を「このバンドで」鳴らしたい!という気持ちが見事にパッケージングされています。
で、今回2マンの相手に呼んだのが、まさかのCAR10。栃木県足利の雄、ローファイパンク、ローカルヒーローの鏡。言わずもがな、nanoも愛してやまないCAR10です。音楽がかっこいいとか、ライブのヴァイブスがどうとか、そんな評価軸の向こう側に立つバンドだと思っています。特にコロナ禍を経て、さらに自分たちの活動を見つめ直し、覚悟を決めた、「ここからさらにかっこよくなるとかある!?」って思わせる、そんなバンドになりました。
そのCAR10を呼ぶってことは、どんな存在感を誇らなければならないか、とか、どんなライブをしなければならないか、とか、ハラスメントみたいなことをTo Be Honestに言いそうになりますが、そういうことじゃない。CAR10を呼ぶってこと自体が、このバンドへの憧れやリスペクトを持っているということ、その姿勢こそが、To Be Honestが今立ちたいスタンスを表しているんですね。
今回のアルバムを聴いて、「なるほど、CAR10を呼びたいバンドなんだな」ってのがめちゃくちゃ理解できた。きっと、それが伝わったからこそ、CAR10も出演を決めてくれたんだろうと思います。川ちゃんも櫛田も永井も、ありがとね。うちの若い奴らがお世話になります。えーと、遠慮なく叩き潰してやってください(笑)。
……って長々とTo Be Honestへのラブレターを綴ってしまいましたが、ここまで書かれてしょーもないライブをするようなやつらではありません。期待してもらって大丈夫です!
ってか、CAR10を観たことのない人も、To Be Honestの周りには多いと思うんです。これは、味わったほうがいいですよ!
お楽しみに!!
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明日2/22のライブは...
22周年月間第3夜 JUNKY58% 『JUNKY BOMB RELEASE TOUR 2025-2026 in Kyoto』
LIVE : JUNKY58% / イグワナズ / RiL / ToHSeNBou DJ : HACCHORI

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