スケジュール

  

いずれの日もチャージとは別にドリンク代¥500頂戴いたします。

どのパーティもお薦めですので 興味をおもちであればぜひ遊びに来てください!

ご予約は チケット予約フォーム にて常に受け付けております。

1(日)

OLIVES 1st Full Album「絵画を作者で選ぶ人達へ」
リリースツアー「僕らのコンパス2026」

OLIVES / Jose / ロッカ / Jessica / ナイトサファリ

 京都のギターロックバンド、OLIVESのフルアルバムのリリースツアーの初日。それを彼ら自らの企画にて。基本、週末しか動けなくってnanoではブッキングが組みづらかったところを、活動頻度を伸ばしたいからと、メンバー揃って相談しに来てくれて、それがきっかけでこの日があるって感じですね。なんか「わしら、やりまんねん」って決意が瞳に宿ってて、めちゃいいなって思ったな、その時。

 そういう決意ってか覚悟ってか、そういうものが敷き詰められたアルバムのクオリティだな、というのが聴かせてもらった印象としてあります。まず何より音がめちゃくちゃいい。それにアレンジの完成度もやばい。これは手間暇かかってそうだぞ、と。あと費用も笑 僕の知ってる限り、リーダーでVoの橋田ってやつはこだわりが強いし、プレイヤーとしてのGtのタケミカもそうだし、ふたりの譲れない理想みたいなのが、音やアレンジって外郭に表れてるなって思いますね。橋田の声って癖があって、決してキャッチーな部類ではないと思うんですが、それを武器たらしめる音楽としての精度の高さがあるんですね。いや、なかなかすごいアルバムをドロップしたぞ。例えばトライセラトップスとか、グレイプヴァインとか、そういう陰のあるタイプのポップス、かつ強いロックバンドの匂いがするんだよな。

 そんなOLIVESが組んだメンツも強そうですよ。

 Jose。強いっすよね、ちゃんと強くなってる。年明けに呑んだんですよ、メンバーと。ギターのレンとは深い時間までいきましたね。多分(飲み過ぎて記憶曖昧)、相当焚きつけたと思うんすよ。んで、かなり気合入ってると思うし、気合とクオリティがクールに正比例するタイプなんで、やってくれそうですね!
 ナイトサファリ。Joseと同じく、nanoでの戦うそのやり方をありありと見せつけてくれるバンドっすね。信頼株の一つだし、だからこそ3月に3年連続ワンマンやってもらってるし。なんか、彼らにしかない孤高の魅力あるんすよね。潜ったりはしゃいだり色々な顔ありますが、「あ?俺らこれやねん」って潔さ、男らしいよねえ。
 ロッカは初めまして。東京のバンドで、千葉LOOKでbokula.と2マン決まってますね。話題やん。そうなるくらいの音源ですね、確かに。ハスキーな声とメロディと、ギタリストのヒーローっぷりが最高。めちゃドラマチック。ってか、普通にめちゃくちゃかっこいい。nanoでは何も演じることなく、そのままブルースを唄い上げてほしいな。
 Jessicaも初めまして。これは…!となるパーティーバンド。もうアー写のチャラさが最高。音は見事に跳ねるファンキービート。愛媛のバンドで、本人たちからツアーの申し出もあったけど、タイミング的にちょうどよかった!ロッカとは対照的に、彼らにはエンタメを演じきってほしいですね。めっちゃチャラいやつ!笑

 随分と揃いきったラインナップやん?初日やからって、相当気合入ってるな?OLIVES。しかも、この日トッパーがナイトサファリって、どんだけえぐいタイム組むねん。いや、そういうところにも覚悟が窺えていいですね。
 かなりグッドなロックパーティーで、OLIVESのツアーの火ぶたが切って落とされます!これは見逃す手ないっす!

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2(月)

休業日

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3(火)

休業日

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4(水)

休業日

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5(木)

『エーテル』

寂しがり屋なピアニシモ / coat / 満月 / park snack

 ソロやユニットによる、アンビエント寄りの音像の中で、伝えたいメロディや言葉をしっかり持った人たちの共演です。アンビエントと呼ばれる音楽は、聴き手の想像力にいかに委ねることができるか、というポイントが大きいと思っているのだけれど、そういった音楽に込められた感情や、表現方法に込められた哲学、つまり目に見えないものでもしっかり相手に届けることが結果的にでき、聴き手がそれを想像するきっかけになるのが、空気中に漂うエーテルという伝達物質なんですね、という仮説が昔あったんですね。この話とても好きなんですが、まあ、相対性理論によって否定されるんですが。相対性理論ってロマンチックなのに、ちゃんと物理なんだよな。

 と、僕の病気ともいえるほどのロマンチシズムが爆発しちゃう夜ですね。
 寂しがり屋なピアニシモ。前回、久々に出演が決まっていたのが喉の不調によりキャンセル。声が出ないだけで元気だからとお客として遊びに来て、筆談で感想をちゃんと伝えてくれるVoの先生(というニックネーム)は相変わらず面白い人なんだけど、とても丁寧にピアノを弾いて言葉を紡ぐ様は、「便箋歌」などのバラードを唄う原田郁子のようなんだよ。キャリアも長い分、やはり声に存在感があるんだよな。

 coat。初めまして、なんだけど、過去に別のバンドの出演経験のある二人が、今回新しくユニットを組んだということで連絡を頂きました。過去に参加していたバンドも、シューゲイザーやポストロックといった音楽を奏でていましたが、今回はさらに生々しくローファイな香りがします。本来ドラムも迎えてバンドでやりたいところもあるみたいだけど、フロント二人だけの良い意味で曖昧なテイストが、この夜には合うなって思ったんです。

 満月。こちらも初めまして。ミヅキと読みます。基本ピアノの弾き語りがベーシックで、そこに自作のリズムトラックも併せて鳴らし唄うというスタイル。ウィスパー寄りのヴォーカルのハイをブーストさせて、耳に届く息の音がとても心地いい音源を送って頂きました。メロディーラインはどこかオリエンタルで、広い景色を見せてくれるタイプの音楽ですね。

 park snack。彼もまた初めまして。トラックメイカー兼シンガーですね。ヴォーカルにかかるオートチューンの具合からハイパーポップの香りもありますが、BPMは基本低めのメロウなビートにのっかる優しいフロウが素敵ですね。Le Makeupとか好きなんだろうな。ヒップホップの文脈とは違う夜なんだけど、彼の放つロマンもきっとこの夜には共鳴するはずですね。

 と、こんな夜。冬の夜の乾いた空気の中、普段よりも音が抵抗なく届く、つまり空気中のエーテル物質の濃度が高そうですよね。いつもより脳と心に余白を持たせて、そこを埋めてもらうように楽しんで頂ければと思います!

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6(金)

『Decadance Dance』

Ryder The Eagle(Mexico) / 有本秀右 / 日髙晴野 / Kenkouteki

 まあ、間違った解釈だとは思ってるんです。「Decadance」って言葉の意味。
 誰も退廃的ではないし、既存の芸術を否定しているわけでもない。むしろもの凄く健全にそれをリスペクトしてる。でも、そんな中でも美への探求心に、他よりも多少エッジが効いてる気がするんですよね、そんな4人。直訳では「耽美」ではないけど、日常の中で、全てを忘れて「美への追求」に100%耽っている時間が、ありそうなんですよね。それを指して「Decadance」ではないか、と思ったわけです。で、このワードを使ってなんかタイトルを、って思ったら脳内でヌーノ・ベッテンコートがギターを「デデデーン!」と弾き出すわけで、エクストリームの神曲から拝借。まあ、この日のBGMには使えないかな笑

 メキシコからやってくるRyder The Eagle。昨年アルバムをリリースしたシンガーソングライター。ジャケットがね、とてもかっこいいんですよ。黒いスーツに黒いネクタイ、モスグリーンのシャツが印象的な紳士が、黒い革手袋に包んだ両手で印を結んでいる、とてもカジュアルだけど物凄く敬虔なもの。この感じがね、彼の音楽にそのまま反映されてるんですね。この作品ね、まじでルーファス・ウェインライトの1stっすね、テイストは。それを彼に伝えたらね、やっぱ超リスペクトしてるみたいで大喜びしてたな。とてもチープな音のオケの感じは2ndにも通じるかな。なので、この夜は、彼の音楽が纏うオーラの独自性に敬意を表して、他の3名をお招き。

 有本秀右。彼の音楽も、彼にしか出せない空気に包まれてるな、と。もちろん影響を受けてきた音楽ってのがあるんだろうけど、そのフィードバックのされ方がとても独特というか。色んな種類の音楽をやってる人だとは思うけど、全て秀右の曲でしかないんですね。そうさせるポイントがここにあるのでは?って思うのが、一人の吟遊詩人の客観視なんじゃないか、と。視界に映る景色をどう表現するのが美しいのかってとこに振り切ってるんですよね。うむ。実は滅私かと。

 日髙晴野ちゃん。彼女の歌は、声質なのか、唄い様のベッドルーム加減のせいか、浮遊感を感じさせますが、じつは浮いてるどころか、自分の居場所に自分の足で立ってこそ、一人の凛とした人間の感覚を研ぎ澄ますことができる、と、なんだか魔術師が呪文を詠唱するような、そんな強さを感じるんです。ちょっと、畏怖すら感じることありますよ。アー写がとてもよくって、彼女の存在感のみ、そこにある、みたいな。なんか、そういう人なんです。

 Kenkoutekiはちょっと久々ですね。彼の音楽には、つかみどころがない魅力がありますねー。もちろん彼の表現にも芯のようなものは感じるんですが、何が大事にされてるかって、彼が思いついたアイデアを彼がそのままアウトプットすることなんですよね。いや、当然のことなんですが、これってとても勇気が必要。それを飄々とやってる姿に「狂気」に似たものを感じるんですよね。でもポップなんだよな、そこがまたマッド。

 これは、めっちゃアーティスティックな夜になりますよ。4者4様、それぞれの「美への追求」の方法論と、それによって放たれる作品に酔いしれちゃいましょう。ただ美味しい酒を嗜むような、そんな享楽的ともいえる夜になればいいな。あ、節度は保つやつね笑

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7(土)

『JADE BOX Ⅷ -そして伝説へ- DAY1』

Atomic stooges / THE MYHALLEY Ⅱ / シゼンカイノオキテ / Fragile / Guidance / It will be rainy(but I go.) / Akane Steaking Crowd / モラトリアム

 今年もやってきました。「JADE BOX」。
 飲み友達同士の酒の場から生まれた縁だけでミュージシャンを集め、それぞれの最高のライブを“肴”にしてひたすら呑む、もはや「ライブという名の呑み会」。毎年狂乱の宴です。
 昨年は出演者数と集客数からは考えられない量の酒が消え、一昨年にはフロアの男どもがなぜかほぼ全員上裸で大騒ぎするという、意味不明なヴァイブスまで炸裂。コロナ前から始まり、コロナ禍でも止まらず続いてきた、なんだかんだで歴史あるイベントになりました。

 そんなJADE BOXですが、どうやら今回が最終回になるようです。
 主宰ののりちゃん(のりふみ氏)は、正直どうしようもない酒飲みのおっさんです。酒は飲むし、SNSは自由すぎるし、グチも多いし、賛否あるのもよくわかる。僕も「それはあかんで」って言うこと、しょっちゅうあります。
 でもね、音楽とライブに対してだけは、誰よりも真摯な人なんですよ。気になった音楽はすぐCDを買う。棚には異様な量の音源。ええやんって思ったミュージシャンがいたら、性別関係なく足しげく現場に通う。フィジカルで音楽を聴くことに誇りを持ってて、ライブハウスnanoのことも心から愛してくれてる。

 だからこそ、毎年これだけのミュージシャンが自然と集まってくるんです。

 ただ、生活環境や体調の変化もあって、昔ほどライブに行けなくなってしまった。nanoに来る頻度も減ったし、最近は近所で呑んでる投稿ばかり。そんな自分が、もうライブイベントを企画していいのか。来年もやれば、きっとみんなは「そんなことないよ」って集まってくれる。でもそれってただの身内ノリになってしまわないか。本当に彼らのためになる場なのか。
 のりちゃんは、そこまで考えて「今回で最後」にしようとしているんだと思います。どうしようもないおっさんだけど、音楽とライブに対するリスペクトだけは本物。だからこその決断なんですよね。正直、ちょっと終活みたいで心配にもなりますが……

 彼が「最後」と言うなら、ちゃんと最高の形で送り出したい。まあ終わったあと、僕らが酔っぱらって「まだやろや!来年もやろ!」って言い出しそうな気もしますけどね笑 でもたぶん、今回が本当に最後のJADE BOX。だから今年も、思いっきり呑んで、騒いで、笑って、のりちゃんが心から喜ぶ2日間にしましょう。

 ご来場、お待ちしてます!!

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8(日)

『JADE BOX Ⅷ -そして伝説へ- DAY2』

ミスタニスタ / 降之鳥 / THE BLACK DOLPHINS / THE RINGO→S / 火残 / 西島衛

 今年もやってきました。「JADE BOX」。
 飲み友達同士の酒の場から生まれた縁だけでミュージシャンを集め、それぞれの最高のライブを“肴”にしてひたすら呑む、もはや「ライブという名の呑み会」。毎年狂乱の宴です。
 昨年は出演者数と集客数からは考えられない量の酒が消え、一昨年にはフロアの男どもがなぜかほぼ全員上裸で大騒ぎするという、意味不明なヴァイブスまで炸裂。コロナ前から始まり、コロナ禍でも止まらず続いてきた、なんだかんだで歴史あるイベントになりました。

 そんなJADE BOXですが、どうやら今回が最終回になるようです。
 主宰ののりちゃん(のりふみ氏)は、正直どうしようもない酒飲みのおっさんです。酒は飲むし、SNSは自由すぎるし、グチも多いし、賛否あるのもよくわかる。僕も「それはあかんで」って言うこと、しょっちゅうあります。
 でもね、音楽とライブに対してだけは、誰よりも真摯な人なんですよ。気になった音楽はすぐCDを買う。棚には異様な量の音源。ええやんって思ったミュージシャンがいたら、性別関係なく足しげく現場に通う。フィジカルで音楽を聴くことに誇りを持ってて、ライブハウスnanoのことも心から愛してくれてる。

 だからこそ、毎年これだけのミュージシャンが自然と集まってくるんです。

 ただ、生活環境や体調の変化もあって、昔ほどライブに行けなくなってしまった。nanoに来る頻度も減ったし、最近は近所で呑んでる投稿ばかり。そんな自分が、もうライブイベントを企画していいのか。来年もやれば、きっとみんなは「そんなことないよ」って集まってくれる。でもそれってただの身内ノリになってしまわないか。本当に彼らのためになる場なのか。
 のりちゃんは、そこまで考えて「今回で最後」にしようとしているんだと思います。どうしようもないおっさんだけど、音楽とライブに対するリスペクトだけは本物。だからこその決断なんですよね。正直、ちょっと終活みたいで心配にもなりますが……

 彼が「最後」と言うなら、ちゃんと最高の形で送り出したい。まあ終わったあと、僕らが酔っぱらって「まだやろや!来年もやろ!」って言い出しそうな気もしますけどね笑 でもたぶん、今回が本当に最後のJADE BOX。だから今年も、思いっきり呑んで、騒いで、笑って、のりちゃんが心から喜ぶ2日間にしましょう。

 ご来場、お待ちしてます!!

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9(月)

休業日

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10(火)

bud&harbor 2nd EP『tiDe POOL』Release Party

bud&harbor / Lainy J Groove / Amsterdamned

 京都の3ピース、ロック?ジャズ?オーガニック?ソウル?いや、これ、実はカテゴライズしにくいんだよな…とにかく3ピースのご機嫌なバンド、bud&harborのEPのレコ発企画でございます。

 ドラムのゆめきが復帰したのが昨年かな?ずっとサポート体制でなんとか止まらずに続けてきたbudだけど、ついにオリジナルメンバー揃い踏み、かつ所属していた事務所も抜けて、いよいよDIYで自分たちの納得いくものだけ作っていくか!って意気込みのあらわれと捉えています。
 この企画をやるにあたって、ドラムのゆめき、ベースのおっさんと3人で飲みに行く会を設けてくれるくらい(ギタボのジョンは住んでるところが遠いので已む無く欠席)の前向き加減。なんだか嬉しくって、企画には全く関係のない話で盛り上がってしまったな(企画の方向性を割と詳細まで話してからね)。

 さて、そんな感じで鼻息荒くリリースされた今回のEP、さすがっつーか、まじで素晴らしいですね。そもそもフィジカルの高い3人なんです。専門学校に通っていた経歴を持つメンバーもいるくらいですから、まず音楽への素養がしっかりある。もちろんそれだけでかっこいいバンドになるわけではないんですが、その上で、ライブハウスシーンで様々な現場を踏み、出会いを重ね、自分たちにはなかったインプットやアウトプットの方法を知り、その経験値が凝縮されたような美しいアンサンブルが輝いていますね。
 そんな作品だからこそ、さっき書いたような「こっからやねん!bud&harbor!」って鐘の音が鳴ってるんですよねー!カラーン!カラーン!って!いや、ほんと良くって、正しいかどうかわかんないけど、彼らのEPを数度繰り返し聴いた後に、どういう気持ちになったかっていうと、めちゃくちゃ久しぶりにペトロールズを聴き込みたくなったんですね!そうなんですよ、あの独特のグルーヴの放ち方に、いよいよ似てきたんですよね…!すごいバンドになってきたもんだぞ…!ってまじで震えましたから!

 共演には盟友2組との3マン。アムスもレイニーもbudと同じく、「グルーヴとは」「ヴァイブスとは」って話に真っ向から向き合ってきたし、だからこそ、budの3人も超リスペクトしてる2組なんだよな。間違いなく楽しく酔えて踊れて唄える夜になるはずです!

 楽しみだなあ!!

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11(水)

tetto presents 『天・文学』

tetto / asayake no ato / Alaska Night Waves (band set) / Spark Lull(ex.Gue)

 京都のインディーロック・デュオ、tettoの渾身の企画。ギターボーカルのソウタとの付き合いも随分と長くなってきましたが、そもそも彼の所属していた大学のサークルが、かなりバンド熱が強いというか、オリジナル志向も強く、今の京都で現役でミュージシャンを続ける連中も多い。多くの音楽ファンによって構成されている、というイメージなんですよね。今はどうなっているのかわからないけど、とにかくそのうちの一人として出会ったソウタもまた、自分の好きな音楽に対して輪郭のある熱を持った男なんですね。
 前身のバンドを経て、tettoとしても幾度か過去に出演経験はありましたが、昨年久々に登場。ジャキっとした持ち味のギターの音色はそのままに、ドラムとのデュオというセットをうまく使ってのベースレス・ローファイなテイストに味が増したアレンジには、しっかりキャリアの成長が見えて嬉しかったな。こちらにそういう印象を与えた、という手応えがあったのか、その後すぐに企画の相談を持ちかけてくれ、この日の実現に至りました。

 いやあ、それにしてもグッドメンツを揃えてくれました。インディ、エモ、ポストロックなど、tettoの趣向・志向にまっすぐ沿ったメンツたち。
 asayake no ato。何年ぶりだ? フロントマンの神社(カンジャと読みます)が上京し、メンバーも変わりながら活動を続けていることは知っていますが、久しぶりの登場は嬉しいですね。昨年末にシングルが1曲アップされていますが、asayake節が炸裂していて安心。しかも、自分の好きな音楽により一層素直になったようなアレンジの詰め方に、ニヤニヤしてしまいます。
 Alaska Night Wavesがバンドセットで登場。ANWの七燈とキンヤとは、こちらも前身のバンドからの付き合いのはず。お互いそれぞれの“今”で共演する、ってのがなんとも良い話。バンドセット、ね、いいじゃないですか。二人での演奏では、その隙間と奥行きが半端なく、それこそ静かに空に突き抜けるポストロックなんですが、がっつり音を出すタイプのアレンジでの演奏という話。いったいいくつの銀河を旅させてくれるんでしょう!?
 spark Lullは、ex.にあるようにGueの新クレジット。今回が初めてのステージです。改名における思いを綴ったステイトメントがリリースされているので、ぜひ一読を。簡単にまとめると、Gue時代から大事にしてきた「歌」の存在を、より強固にするための活動の選び方、ってところですかね。自分たちの大事にしている音楽さえブレなければ、その活動には一切の間違いはないはずだと信じている、その強さ。かっこいいと思います。

 こんなtettoの企画。メンバーにとっては馴染み深いアーティストばかりで、少々同窓会的なニュアンスも感じられる気もしますが、まあ、そんなことは決してないですね。さっきも書きましたが、それぞれの“今”をバチバチにぶつけ合うグッドヴァイブスが生まれそう。そうなる媒介として機能できるよう、こちらも仕事しますので、ぜひいらしてください。お待ちしております!

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12(木)

『イッツファンタイム!』

DJ:John(Seuss,Barbara) / 832boy(THE FULL TEENZ) / ナツコ(メシアと人人) / うみざる(ネオンズ) / shimizuyu(YOOKs,Gue,ULTRA CUB,No Fun) / Yu Ando(Redhair Rosy,Pines.) / ワイニー(WBO,Guidance)/モグラ(nano)

 イッツファンタイム。いや、もう「イッツファンタイ部」でいいんじゃないのか、説。まず何をするかって言うと、
・DJブースがフロアにあります。
DJとクレジットされたnanoの周囲にいるバンドマンたちが選曲し、その時に主に「自分が聴きたい音楽」をかけます。CDでもレコードでもUSBでもiPhoneでも、メディアはなんでもあり。「自分が聴きたい」ってのがみそですね。でもリクエストに応えたりもします。しなかったりもします。だって「自分が聴きたい」だから笑 「自分も聴きたい」となればリクエストに応えるんですね。勝手ですね笑
・お酒を飲みます。
簡単言うと飲み会の一種です。だってライブハウスですから。お酒売ってるし。むしろ飲んで欲しいし。もちろんお酒じゃなくても大丈夫です。飲みたいものを飲んでくださいね。勝手に選びましょう笑
・おしゃべりします。
それはもう普通におしゃべりします。世間話、最近行ったライブの話、最近買ったレコードの話、生活における近況など、普通に話します。そう、普通に話ができる音量で音楽が鳴ってるんですね。それがいいんです。所謂DJイベントと違うのはそこですね。勝手にしゃべるとちょっときついときもあるんで、飽くまで会話を楽しみましょう。
・フードを持ち込みます。
nanoではフードの販売を行ってないので、DJじゃなくてもお客さん含め、参加する皆が食べ物を持ち込みます。まじで「これ美味しいねんな!」とこれもまた「自分が食べたい」「自分も食べたい」ってラインで選びます。人がそれなりに集まって盛り上がってきたらピザを頼むこともしばしばです。これは勝手に持って来ましょう。

 なんで最初に「イッツファンタイ部」でいいのでは?と言ったかおわかりいただけましたか?そうなんですねー。放課後に部室に集まってくるのりなんです。酒飲むから大学のサークルボックスかな。なんかこの、ゆるい「部活」感。これがこのイベントの持ち味なんですね!めちゃ遊びに来やすいと思うんですね。
 ぜひです!入部希望はいつだって受付中です!

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13(金)

『夜の宝石』

Balance Lost / 田村シュンス / 燈 / ギムザ

 この夜はロックだな、真っ直ぐにロックだなって思ってこのタイトル。ハイロウズの名盤『バームクーヘン』の「二匹のマシンガン」の唄い出しから拝借。曲の冒頭からパンチラインってすごいっすよね、やっぱヒロトもマーシーも。この曲も、最初のこの言葉を聴くために聴いてるところあるしな。「重力ピエロ」も何度も読むと、最初の「春が2階から落ちてきた」だけでもう読んだ気になるもんな、ってこれは伊坂幸太郎の小説の話。……って、あまりこの夜には関係のない話です。ごめん。

 Balance Lostはバンドでは初登場。Gt/Voのピートのソロでは何度も出てもらっていますが、「バンドで出たいよ、モグラさん」という提案に「やろうぜ!」と即答。リズム隊のメンバーも、自分の好きなロックにちゃんと憧れを持ってるかっこいい二人なので超期待。The Smiths直系の、アンニュイな耳触りとは裏腹の、めちゃ太くて強い輪郭を持った“憧れ”で鳴らされるポストパンク from マッドチェスター、めちゃ楽しみだな!! ……ってか、ピートのギターかっこいいんだよな!「好きこそ物の上手なれ」って言葉、彼のプレイにめちゃハマる!

 田村シュンス。この春に大学を卒業し、上京するらしい。「上京前にnanoで唄わせてください!」と強めのLINEが来て、なんか肩透かしを食らわせるような返事をした気もするけど、鼻息の荒いシュンスに「落ち着け」って諭してきた俺たちの関係性だったかも笑。希望も絶望も全部咀嚼して吐き出すその作風は最高なのに、それすらも信じられず、目の前真っ暗なまま進もうとする彼に「せめて自分の音楽くらい信じなさい」って言ってあげたの、ここ数年の俺のベストジョブだよなあ。そして、その言葉がちゃんと響く、信頼できる男。

 燈。トモシビと読みます。2回目の登場。オールドスクールなロックや、そのルーツにあたるブルースやソウルにリスペクトを持って、自分たちのロックンロールを鳴らそうとする若い4人組。大学生だよな? 流行りの音楽に惑わされずに、「俺たちはこれを聴いて学ぶんだ」って、地に足ついてるのか背伸びしてるのかわからない、その「音楽を好きでありたい」って自分に言い聞かせたい気持ち、すげーわかるし(実際俺もそうだった)、すげー美しい。わからないことだらけでも、「かっこいい」ってことを求めること。これが初期衝動だよね!

 ギムザ。ボロフェスタのスタッフを高校生の時から務めてくれている二人がフロントのバンド。高校の卒コンで去年出てくれて以来の出演。ブッキングでは初。大学生になってもバンドを続けてくれているのは嬉しいし、色んなライブハウスでブッキングを組んでもらっているようで、どれだけ成長しているか楽しみですね。フロントの二人はnanoには好きなバンドを観にたくさん来てくれていたけど、そんなステージに立つのは緊張するだろうな。でもまあ、18、19歳だもの。ライブハウスではまだまだペーペーってことを逆手に取って、自由に好きにやろうぜ。楽しんだもん勝ちです!

 夜の宝石を化石に変えて笑ってる、か。昔、ロンドンのクラブで輝いていたあのヴァイブスを、そのライブレック音源をレコードにして、現代で聴いてニヤニヤしてる、ってことなのかな。「今日、全部記録しておけばよかったな!」ってなる、みんなの記憶の中に「夜の宝石」として刻まれるような夜になることを願ってます!
 お楽しみに!

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14(土)

シィ 1st album「思惟」Release Tour
『思惟を通過するツアー』

シィ / 京 英一(雪国)/ azure / ソナチネ

 大阪のオルタナティブロックバンド、シィのアルバムレコ発ツアーの京都編。出会ってまだ数度しか出演していない彼らだけど、今回のツアーのファイナル公演のタイミングにnanoを持ってくるあたり、かなり慕ってくれてますね……ありがたい……。nanoっていろんなバンドが出ているから、ハコとしてのカテゴライズは難しいかもしれないけど、やっぱり所謂「オルタナ」箱だと思っているので(そう呼ばれる音楽がやはり一番好き)、この手のバンドにこういう企画を打ってもらえるのはとても嬉しいですね!

 さて、今回のアルバム。シィらしいドリームポップやシューゲイザーのテイストありきで、それと同時に、これもまたシィらしいポップソングが散りばめられています。そうなんすよね、女性ボーカルだからこそポップさを煽れる武器がメロディにあり、そこに存在感を持たせることのできる美しい旋律によるものなんですよね。この手の音楽って、曖昧な音像がかっこいいから、そこについつい甘えちゃって(それが悪いわけではないんですが)、「芯」を担うべきパートまでぼやけさせてしまって失敗、ってケースが多いんですが、シィに関しては、自分たちの綴ったメロディだけはブレさえしない、そこを信じていれば大丈夫!と演奏しているんですね。だから、「芯」がブレない音楽になる。ええバンド。これは個人的な感想ですが、アルバム冒頭のイントロ、植松伸夫感があって、聴く前の気持ちをめっちゃ煽られましたね!

 そして、ファイナルらしい良いメンツ。
 雪国の京くんを引っ張ってくるあたり、この夜にかける気合が窺えます。彼のソロ、めちゃくちゃアンビエントのテイストがあって最高で。いや、ものすごくシンプルな弾き語りなんですが、どこまでもこちらの想像力を掻き立ててくれるというか、それはもう美しい音楽なのです。
 azureのフォークネスも、シィとはアウトプットの形が違うからこそ、この夜に鳴るのがありがたいですね。Gt/Voの石山も、メンバーも、その歌を信じているってところがありますから。部屋のベッドの上から、書を捨て街に出るかの如く景色が広がっていくライブ、最高なんだよな。
 大阪のソナチネは初めましてかな。イノセントな声で、伝えたい言葉を歌に乗せて唄ってくれるバンド。その声のニュアンスから、ひとひらなどのバンドを連想させてくれますが、そういうポストロックが好きそうなアレンジには好印象ですね。楽しみ。どこまで潜らせてくれるかな?

 ブッキングにも作品にも表現されている、シィの「思惟」をしっかり味わいたいですね!
 お楽しみに!

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15(日)

『mogran'BAR』

Guest:関西大学レコード音楽部
・LIVE:KEIMIN / ハト
・DJ:FUMiC / ptf boi
DJ:mogran'BAR crew

 月一回、マンスリーで開催されているこのパーティーは、2004年のnanoオープン当初から続く、立派なレジデントDJパーティー。オリジナルメンバーはもういないんですが、その頃から通い続け、今はレギュラーとしてヴァイブスを担ってくれているメンバーもいます。形と内容を変えながら開催回数は400回を超える、歴史のあるこの夜(とか大袈裟な……)の今現在のポイントは、

・チャージフリーである。飲み代だけで遊びに来られます。
・デイパーティーである。主に18:00オープン(たまに17:00)、22:00クローズの超健康的な時間帯に開催されます。
・ボイラールームスタイルを採用(あくまで形式のみの話)。フロアのど真ん中にDJブースを設け、360度囲んで楽しめます。
・ゲストが基本出演。え? フリーでこの方が? みたいなゲストが登場することもしばしばです。
・レギュラーDJたちのプレイクオリティは割と本物です。みんな数々の現場を踏んできた信頼の奴らです。
・ちゃんとクラブです。普段はライブハウスなnanoが、この夜はクラブ化に成功。

 情報多いな!! 基本的なことだけでこれだけ挙げられるって、なんか我ながらすごいな!笑
 と、こんなパーティーがmogran'BARなのです!

 そんなこのパーティーの2月回には、関西大学レコード音楽部のメンツが登場。同志社音研、立命館テクノ部に続く、大学生サークルシリーズの第3弾。
 過去に出演してくれた大学生の皆さんも、シンプルに音楽だけが好きで、誰が何を聴いていようと、自分の好きなタイプの音源を掘り続けるナードそのものな方たちで、めちゃ信頼できるミュージックラバーばかり。ってか、前回の立テク回で出演した前澤くんにはぶち抜かれたなあ。欠員の出ちゃったボロフェスタ夜 at メトロに声をかけちゃったくらい。彼も音楽だけが好きなナードな人間に違いないんだけど、とてつもない花があって。
 これってバンドマンたちにも同じことが言えて、やっぱりみんな生きるのが下手で、不器用そうな人間ばかりなんだけど、音楽を愛する気持ち、それをベーシックに「自分の作品を演奏したい」(※自作トラックでなくても、DJのプレイも立派な作品です)って気持ちだけは誰にも負けない。だからこそステージで輝く、ってところがありますから。なんかね、そういう人たちが生き生きとできるお店でいられること、ありがたいし、嬉しいなあ。

 今回もナードな大学生たちが、どれだけ輝いてくれるのか楽しみですね! って、20年以上続いているパーティーに今の大学生が絡んでくれる事実、そのことへの感謝を噛みしめつつ、クルーたちもグッドヴァイブスかましてくれるはず!
 お楽しみに!乾杯しましょ!

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16(月)

休業日

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17(火)

『ナノジャム』(BAR営業&スタンダードジャズ・セッション)

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18(水)

『冬のパキエモ』

降之鳥 / The right / Day my dream / 管制塔より / faintmozz(OA)

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19(木)

ホールレンタル

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20(金)

22周年月間第1夜
ゴリラ祭ーズ 3rd Album Release Tour “The Drifter” -京都編-
※当サイトにおける取り置き予約不可

ゴリラ祭ーズ / ゆ~すほすてる

チケット予約はこちらにて11月15日10:00amより受付開始

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21(土)

22周年月間第2夜
To Be Honest pre. 1st album release tour
『おまもりもって何処までも』

To Be Honest / CAR10

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22(日)

22周年月間第3夜
JUNKY58%
『JUNKY BOMB RELEASE TOUR 2025-2026 in Kyoto』

LIVE : JUNKY58% / イグワナズ / RiL / ToHSeNBou
DJ : HACCHORI

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23(月)

22周年月間第4夜
GLASGOW『春季巡礼公演』
※当サイトにおける取り置き予約不可

GLASGOW(One Man)

チケットは
Livepocketにて受付中

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24(火)

22周年月間第5夜
『いのちでわらえ』

ヒカガミ / 西島衛 / 村島洋一

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25(水)

休業日

ART-SCHOOL・LOSTAGE・Age Factoryの3マンをクアトロに観に行きます

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26(木)

22周年月間第6夜 
百回中百回presents『-発端-vol.2』

百回中百回 / THE☆ロケンローBOYS / サコーンズ / ボタン

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27(金)

22周年月間第7夜
『Not normal. Just cool.』

クオーツ星 / Comical Fighters / QBIC / ぜんまい

[open] 18:30 / [start] 19:00  [adv] \2500 / [door] \3000

28(土)

22周年月間第8夜 
ZOO KEEPER presents『1st E.P. "TRIAD" Release Tour』
※SOLD OUT

ZOO KEEPER / Keeshond / グッド・バイ / maroudo / せだい / カナデ / Ni;pas

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