MY PARTY TOUR岡山編(ペパーランド)
先日の岡山編の話を。 朝nanoに3人で集合、車で向かう。今回も運転はまーこおばちゃん。ありがたい。宝塚北のSAで高松への道中で気になった神戸コロッケを購入、3人で分けて食べる仲良しっぷり。使用している牛肉のうち80%を神戸牛が... read more!ナノ20周年月間第34夜
ザ・シックスブリッツ ワンマンライブ『山脈』
ザ・シックスブリッツ
第34夜はザ・シックスブリッツのワンマン。このバンドも20周年ではマスタピースだと思ってワンマンをお願いしました。出会ってからは凄く長い。1年目から出てるかもしれない。初出演時にJCの上でビールこぼして俺に怒られてたな。その時から「すんませ~~ん!」ってへらへらしてたな、首謀者のマモル笑 初めてズボンズがツアーでnanoにやってきた時にブリッツをブッキング。ズボンズのリハをフロアで眺めるマモルの背中には「すげーーー」ってでっかく書かれてるみたいで印象に残ってる。あの日から僕とマモルの物語は始まったかも。仲良くなったのはその後のドンマツオ氏のソロバンドの固定サポートメンバーに二人がなってから。生死を彷徨うようなリアルタイムジャムにおける吊り橋効果だと思ってる。
西島マモルという男のことは、なかなか偏屈な男だとは思ってる。酔っぱらったら超めんどいし。人のこと言えないけど。音楽を作る人間にとって、ギターを弾く人間にとって、こだわりが強いってことはむしろ武器だし、そうじゃなきゃ困る。でも彼の思考は、なんというか、自分に対して疑心暗鬼というか「おまえこのままでいいのか」という自問自答を常に続けていて、酒を飲んでいる時には、(ありがたいことだが)僕にもその全部を伝えてくれるから、めんどい笑 めんどいし「ややこしい男だな」って正直思うけど、「そんなこと考えるのか」って僕にとってその都度新鮮に思えることは確かで、彼に対して興味を失った(飽きた)ことがない。
シックスブリッツの音楽にはありがちなラブソングだったり応援歌であったりすることはまずない。結局はそう受け取る人はがいるかもしれないけど、それはその人の感受性の話。僕が思うのは、マモル個人が音楽に対してどうありたいか、音楽そのものが自分にとってどうあってほしいか、世の中においてどうあってほしいか、という歌であるな、と。そこにも共有を求めているわけではなく、「僕はこんな風に最近考えてるんだけど、君はどう思う?まあ、好きに思えばいいけど」という問いかけ(なのか投げっぱなしなのか)の話。これはとても曖昧な内容だし、そこに答えを敢えて求めないスタンスは聞き手を困惑させるものなかもしれない。でも、そこで音楽という形の力を、ギターのプレイや、リズムグルーヴといった演奏の力を借りて、「これやねん!!」ってでかい声で叫ぶようなステージを見せてもらえるのが、とても頼もしい。頼もしいどころの騒ぎではなく、演奏するためのフィジカルがとにかく強くなっていってるのがここ数年のシックスブリッツだ。真摯に、表現に必要な演奏に向き合ってきた結果がここにあるし、そうなれることの証明がブリッツのステージにはある。
歌詞が分かりやすいとか、めっちゃわかるー、とかじゃなくってさ、何言ってるかよくわからんかもやけど、そのことについて思わず考えてみたくなるような、そんな作品群、目の前で食らってみたくないですか?そういう音楽や、映画、小説、絵画たちが好きな人ってまだまだいると思うんです。その作品に出会ったことが今後の人生における何かしらのきっかけになるようなステージを見たくないですか?
漠然とでかい景色を見て「うおーでかい山あるなあーーーすげーーー」みたいな体験って、バカみたいだけど、僕は素敵だと思います。
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明日3/29のライブは...
ナノ20周年月間第35夜 the McFaddin One Man Show 『We are the McFaddin from KYOTO CITY』 ※SOLD OUT
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